海外で日本の重機人気のワケとは?

重機買取に於ける「海外」の重要性

安全性を重視する日本の工事現場イメージ画像

重機はきちんと整備をすれば何十年も利用出来る車両ですが、日本では何よりも工事の安全が第一であり、修理すればまだ使えるのにも拘わらず廃車にしてしまう・部品取り車両に回すといったケースは決して珍しい事ではありません。
まだ使えるものを処分するのは物を大切にする日本人から見たら非常に勿体無い話ですが、万が一事故を起こしてしまった場合には元請けから下請け、施工主等までを巻き込んだ連鎖倒産にもなりかねない昨今、安全性を重視するのは当然とも言えます。

日本からみたらボロボロの重機でも…

海外で高値取引されている古い重機

日本からみたら「ボロボロで危険な重機」でも、別の国ではそうではありません。 インフラ整備が進んでいない発展途上国が多いアジア諸国や南米、アフリカでは日本以上に重機の需要が高い事に加えて、日本製の重機は海外で「壊れにくい!」と非常に人気であり、ボロボロな重機であっても当国から見れば“宝の山”なのです。
新車よりも安く手に入る中古重機が人気であり、今重機買取業界に於いても「海外需要」と呼ばれるほどとなっています。

買取額はいくら変わるのか?

重機の種類や価格にもよりますが、国内買取よりも50万円以上高くなったという事例も報告されていますが、買取額が1~2割程上乗せされる事が多いようです。
もちろん、円安や需要の変化等によっては国内で販売した方が高く売れる場合もあるため、海外=必ず高く売れるというわけではありませんが、実際に海外の方が高くなるケースが相次いでおり、海外輸出を売却方法の一つとして検討するのは最早必然と言っても良いでしょう。

海外輸出に対応している買取業者

重機を海外輸出するイメージ画像

海外輸出を行う重機買取業者は複数ありますが、中でも「トラック買取.com」はその筆頭であり、直接販売、オークション、転売、海外輸出の内最も高値売却が可能な手段を選択するため常に高額での買取を可能としているという特徴があります。

また、海外輸出を専門にする又はセールスポイントにする買取業者もいますが、その時々で買取価格は大きく変動するため、1つの売却方法には絞らず、諸所の事情を勘案した上で売却出来る買取業者を選ぶか一括査定で最も高い業者に買い取って貰うのが最も損をしない方法です。

課題も多い海外輸出

輸送には多大なコストが掛かる為、海外の業者へせっかく高く売れたのにも拘わらず輸送費のせいで“結果的に日本国内で売却した方が高く売れていた”というケースや、円の変動により“日本円で売った方が高かった“など、重機の海外輸出には様々な問題やリスクが付き纏います。
また、国間での条約や法的な手続きなどの専門知識が必要となるため、海外輸出に弱い業者の場合だと、売却までに多くの時間が必要となるケースも確認されており、海外への売却を狙うのであれば時期や業者もしっかりと見極めた上で選択するのが望ましいでしょう。