掘削・削岩・ボーリングの特徴

高額で取引されているボーリングマシン

掘削・削岩・ボーリングの重機は名前の通り、トンネルを掘る際や、鉄筋構造の建物の解体や舗装されたアスファルトの工事をする場合、採掘、砕石をする際に使うものです。
ボーリングとはドリルで開けた穴を広げる重機で、地盤を横に彫り進める重機はシールドマシンと呼びます。
削岩は岩などに穴を開けるものでドリル機と呼ばれる事もあります。

トンネルを掘るためのシールドマシンはトレーラーに積載するような大型タイプがありますし、一般的な工事現場では、ハンドタイプの削岩機などがよく使われています。

ハンドタイプの削岩機

ハンマードリル・削岩機

削岩機やボーリングであれば、幅広い建設現場で必須のアイテムとされていて、流通量も多く使い方によっては寿命が短く頻繁に代替えやアタッチメントを交換する必要性も出てきます。
一部では、こうした岩やアスファルトを砕いたりする機械を建機ではなく、鉱山機械と呼ばれるケースもあります。

大型の削岩機

大型削岩機

大規模な建設現場で使用されます。

掘削・削岩・ボーリングの評価

参入メーカー数
耐久性
買取相場

掘削・削岩・ボーリングに強いメーカー

削岩機では、古河ロックドリル、ヤマモトロックマシンなどが有名です。
シールドマシン(掘削機)では、三菱重工業、川崎重工業、日立造船、日立建機、コマツなどが手がけています。

この分野は大型重機が中心になるので、大手企業でないと扱えないカテゴリーです。
特にこのメーカーがいいといった物はなく、大手建設会社とメーカーが請けた仕事内容によって協議しながら特注で開発をすることもよくあります。

掘削・削岩・ボーリングに強いメーカー

買取相場

シールドマシンにおいては、一般的に売りに出る事はなく、大手建設メーカーの代替時には、直接売り手を見つけて輸出等で対応してしまう事が多いです。
そもそも、中古のシールドマシンを市場から中古を仕入れようといった需要がありません。

削岩機では、一定の需要があるものの、業者は作業効率を考えて新品を買うケースが多く大きな重機と比べると買取相場は安いです。
重機買取業者も、掘削・削岩・ボーリングの買取には応じてくれるので、まずは無料出張査定を依頼して見てもらうとよいでしょう。

ただ、ハンドタイプの小型品では使い古された状態だと無料引き取りになってしまうケースもあります。
一般的な業者が中古の売買を行うもものとしてはボーリングマシンが比較的高値で流通している傾向があります。